ガーデン便り
2023年12月5日 11月のガーデン便り「冬の到来」
11月のガーデン便りです。
冬がやってきました。ここ京北では、11月下旬から最低気温が氷点下に入り始めました。霜も何回か降りています。こうなると、11月を彩っていた花々は、一気に枯れてしまいます。4か月以上ガーデンの中の4か所で、ずっと咲き続けていたマリーゴールドは、すぐに霜にやられました。3か所で花をつけていたダリアも枯れました。ダリアは12月早々に、球根の掘り出し作業を行わなければなりません。これを怠ると寒波が来たとき、球根がだめになってしまいます。何しろ、めったにないですがマイナス15℃まで下がる場合がありますので。 アメジストセージも霜で枯れてきています。アメジストセージは宿根草なのですが、京北では冬を越すことができません。やはり寒さがきつすぎます。今回は根っこを掘り起こし、建物内で冬越しさせてみることにします。ゴンフレナラブラブラブも同じです。こちらも、根っこを掘り起こして建物内で冬越しですね。
前回のガーデン便りで触れた西洋芝の種まきですが、結局、種まきを完了できたのは11月12日でした。気温が発芽に適した15℃を下回る日々に入ってしまいました。これでは発芽はもう期待できないかなあ、と、連日観察を続けたところ、何と12月2日に一部で発芽が始まりました。本日5日の状態は、ほぼ40㎡の全域で発芽しています。これにはびっくりです。やはり、植物の持つ生命力の強さを感じます。雪が積もるまでにできるだけ成長してくださいよ、と祈るばかりです。
11月からのガーデンの作業は、来年春以降の準備作業となります。これまで開墾できていない場所を開墾し、調達した宿根草の苗を植え付けていきました。また、ほったらかしになっていたアジサイなどの樹木の苗もあらたに開墾した場所に植え付けていきます。樹木と樹木が成長し込み合ってきた場所も何カ所かあり、どちらかを移植せねばなりません。苗木が小さいうちは良かったのですが、毎年の成長を予測し、植え付けないとだめですね。
建物南側はエントランスゾーンとなり、鹿が勝手に入ってきますので、鹿が食べない植物、あるいは食べることができないような対策をして植え付けなければなりません。挿し木で増やしたキョウチクトウは現在14株が育っています。キョウチクトウは有毒ですので、鹿は食べません。ただし、キョウチクトウは温暖な地域で育つ植物ですので、冬越しの対策が必要です。去年は寒波が先に来てしまいましたので、葉だけでなく枝まで枯らしてしまいました。今年は12月に入ってすぐに、不織布巻きによる雪対策をすでにやり始めました。本日中にすべてのキョウチクトウ苗木の不織布巻き付けを終わらせたいと思っています。
また、エントランスゾーンのモミの木が枯れてしまった跡に、ドイツトウヒを植えました。このドイツトウヒ、実は私の子どもが小さかった頃、クリスマスツリーとして買ったものです。その後、鉢植えのまま、家のベランダで育てていましたが、環境が良くないため、枝の大半が枯れてしまいました。しかしながら一部の枝は生きていましたので、京北の土地を購入してからは、ガーデンの隅っこに植えてそのままにしていたのです。今年、このドイツトウヒの状態を見たところ、何と新たに枝が伸び始めていたのですね。ちょっと形は悪いのですが、ガーデンを見守ってほしいという思いから、エントランスゾーンに移植しました。20年以上、ほとんど成長することなく生きてきたドイツトウヒですが、これからはガーデンの建物の正面で大きく育ってほしいと思います。
11月の開花の状況です。ダリア、クレオメ、ヨメナ、マリーゴールド、バラ、ワレモコウ、ゴンフレナ ラブラブラブ、サザンカ、ノコンギク、コレオプシスなどが10月から引き続いて開花していました。ただし、前述のとおり霜が降りましたので、本日時点でまともに開花しているのは、サザンカとバラのみです。
本日12時00分の気温は5.8℃。天気は曇りです。午後からは雨となる予報ですので、雨が降る前にキョウチクトウの不織布巻きを行います。
ではまた。
ブナの森ガーデンにて
小田木 一富
2023年11月5日 10月のガーデン便り「フジバカマとアサギマダラ」
10月のガーデン便りです。
11月に入って、全国的に気温がまた上がり始めました。昨日のガーデンの最高気温は、22℃近く。ちょうど今、西洋芝の種まきをやろうとしているので、この気温がしばらく続いてくれるとありがたいです。大概の種は15℃以上ないと発芽しません。本来、10月中に種まきをするつもりでしたが、ずるずると11月に入ってしまいました。平年の11月の気温ではなかなか発芽できないだろうと思っていましたので、こちらとしては大変助かります。
西洋芝の種まきといっても、簡単にまけばよいというものではありません。まず、夏の暑さで枯れてしまった西洋芝とその後にはびこっている雑草をすべて取り除かねばなりません。40㎡近くの面積を対象とするこの作業に、すでにのべ7日間かかっています。生きている芝もありますので、その部分はいったん掘り起こし、雑草を取り除いてから、再度植えなおすということも行っています。まあ、なんやかんやと時間がかかります。本日中に、何とか種まきのできる状態までもっていきたいと思っていますが、夕暮れまでにできるかどうかですね。
さて、10月は一つトピックがありました。フジバカマが開花したのですが、フジバカマに飛来するという蝶、アサギマダラが、初めてガーデンにやってきたのです。写真を撮ることにも成功しました。アサギマダラを見たのは、私は初めてです。うれしい限りです。見かけたのはまだ、一匹だけですが、毎年、このガーデンに来てくれればありがたいですね。旅する蝶、アサギマダラが、秋のフジバカマ開花とともにガーデンに飛来するということになったら、ガーデンに来ていただけるお客様の増加が見込まれます。フジバカマを株分けして、もう少しガーデンのあちこちに点在させようと思います。また、来年に期待しましょう。
10月14~15日と、父がガーデンにやってきました。91歳の父はガーデンに来ると、まずガーデンをくまなく見て回り、この花は何だ?、あの花は?と質問してきますので、私もこの花の名前は〇〇、と答えていきます。ただ、名前を思い出そうとしてもすぐに出てこないものもあり、もっと、しっかりと記憶に残しておくよう、頭のトレーニングをしておかねばなりません。
父といっしょに、山のエリアにも、登っていきます。登山用のストックを使えば、何とかサポートなしにまだ一人で登ることができます。しかし、危なっかしい時もあり、やはり、サポートしながら登り降りをしてもらうようにしようと思います。たかだか、24mほどの標高差なのですが、年寄りにとっては大変な運動になりますが、見晴らしの良い頂に立つと、やはり気持ちの良いものだと思います。いつまで登れるかはわかりませんが、元気なうちは、ガーデンの散歩を十分に楽しんでもらおうと思っています。
10月17日に、私は朽木の生杉(おいすぎ)に行ってきました。目的は言うまでもなくブナの種の採取です。今年は全国各地でクマの出没のニュースが流れ、その原因は、山のドングリが凶作でほとんどないからだと説明がなされていましたので、多分、生杉のブナ原生林も凶作なんだろうと思っていましたが、現場に行ってみると、やはり、大凶作でした。まったく、ブナの実は落ちていません。まれに実をひろうのですが、中身のないものばかり。やはり、クマのエサは全くありません。
ミズナラの木のところにも行ってみましたが、ミズナラのドングリもゼロ、一粒も落ちていませんでした。これではクマが里に出てくるわけです。京都市内でまだクマの目撃情報はありませんが、注意しないといけませんね。
10月の開花の状況です。ダリア、ブッドレア、ヨメナ、ラベンダーセージ、マリーゴールド、キキョウ、シュウメイギク、バラ、フジバカマ、ワレモコウ、ゴンフレナ ラブラブラブ、サザンカ、ノコンギクなどが開花しています。
シュウメイギクは、株を追加して植え付けたものですが、一部の株の根に白絹病が発生し枯れてしまいました。私はあわてて、コロナ用として買ったアルコールの消毒用スプレーを吹きかけて、対処しました。その後は病気の発生は収まっています。
野菊の類であるヨメナ、ノコンギクは、ガーデンのあちこちで咲き乱れています。10月、11月のガーデンを彩る重要な役割を果たしています。
バラは、正直言ってあまり十分な手入れができていません。それでもなお本日現在は4種類のバラが咲いています。植物のたくましさを感じます。シュワブローズ クラリスは、中輪咲きの白いバラです。白く凛としたその姿には、気品が漂う美しさがあり、まさにクラリスの名に恥じないバラです。
暖かい11月ですが、朝晩は冷えます。ナンキンハゼが紅葉しました。ただしこの葉っぱは、赤くなったと思ったらすぐに落葉してしまいます。非常に短命な紅葉です。
本日12時00分の気温は21.6℃。天気は晴れです。午後からは、 引き続き芝生広場の草取りと種まきの準備を行います。
ではまた。
ブナの森ガーデンにて
小田木 一富
2023年10月5日 9月のガーデン便り「秋のガーデン」
9月のガーデン便りです。
京北は10月に入って、このところ急激に冷え込んできました。最高気温は、20℃程度で推移しています。あの9月の暑さはどこへやらです。お彼岸あたりを境目に、季節が変わりましたね。いつの間にか、ツクツクボウシも鳴かなくなりました。
園芸にとって、20℃前後というのは、種まき、植え替えの機会となります。来年春に向けての仕込みの季節の到来です。とは言え、雑草の対応もしなければならず、草取り、草刈りにかなりの時間を取られるため、優先順位を付けながらの対応となります。一人でやるには、少し酷ですね。
雑草の中で、このところ注意しているのは自生しているヤブツルアズキという雑草です。名前の通り、ツル状の草ですが、サヤの中の小豆がはじけて飛散し、それが翌年に芽を出すので、非常に繁殖力が強く、また、ツルは植栽の各植物に巻き付き、ガーデンの植物にとっては大変厄介な雑草なのです。黄色の花が9月に咲き始めたら、即、草取りの対象とするようにしています。
花自体は大変美しいのですが、これを放置すると、とんでもないことになります。今は、黄色の花を見つけたら、すぐに除去、豆のサヤがすでに大きくなっていたら、即、焼却処分としています。それでも、見過ごしてしまったものもあり、すでにサヤが熟して中のアズキがはじけ飛んでしまった場所が出てしまいました。できる限り根絶したいと思うのですが、なかなか難しいものがあります。それでも、今年よりも来年はもっと減るだろうと、期待を込めて草取りを徹底するしかありません。
開花の状況です。8月、9月とガーデンの主役として咲き続けたヘリアンサスレモンクィーンは9月下旬で開花が終了、一方、脇役であるクレオメはまだまだ咲き続けています。今の主役はダリア、シオン、ソリダコ、ハギ、ゴンフレナでしょうか。
シオンは、苗を植えて3年ぐらいたって、やっと今年開花しました。植えている場所の周囲が背丈の高い植栽ばかりのため、このシオン、背丈が2m近くになってしまいました。ちょっと高すぎますね。鑑賞には不向きです。別の場所に株分けして植えようと思っています。
ソリダコ・ファイヤーワークスは、北海道旭川の上野ファームでダイナミックに咲いている写真をカレンダーで見ましたので、昨年、苗を取り寄せ、植え付けたものです。大変丈夫な植物で、暑さ、寒さ、全く問題ないですね。株分けして、来年は2倍に増やします。
ハギは5種類ほど植えているのですが、こちらも丈夫でよく育ちます。茎がどんどん育って出てきますので、歩道側にはみ出した茎は次々に剪定していきます。それでもよく花をつけます。
ゴンフレナ ラブラブラブは、センニチコウの新品種です。私は、一株の苗を買ってきて、枝を剪定し、さし芽をして株を増やしてから、苗を植え付けました。霜が降りるまで咲き続けます。冬越しは、京北では無理ですので、根を建物内で冬越しさせれば、また、翌年春に芽が出てきます。
ところで、娘が、山登りに行こうと誘ってくれましたので、9月21日から23日まで長野に行ってきました。上高地の沢渡駐車場に朝の6時半ごろ到着、7時のバスに乗り、河童橋からいよいよ登山道に入ったのは8時ごろでしょうか。ただ、当日はあいにく、雨が降ったりやんだり。何とか涸沢ヒュッテに午後3時までにはたどり着きました。
悪天候のため、涸沢でテントを張っている登山者はほんの数名、夜中は雷雨となり、テントの人はどうしているんだろうと思いつつ、快適なヒュッテで熟睡できました。今回は涸沢まで行くことが目的でしたので、ヒュッテに一泊して、翌日は下山しました。元気な娘は、来年またリベンジすると言っています。
私は久々の登山でしたので、普段使わない筋肉の衰えを痛感しました。野良仕事で暑い中での作業には慣れていましたので、ある程度は持久力はあるかなと思っていましたが、全然だめですね。登りが始まると、娘はすたすたと登っていくのに、こちらは引き離されつつ必死について行くだけでした。筋力アップを考えた、日々の食事と運動が重要ですね。来年の穂高登山に向けて鍛えなおします。
長野最終日の23日は、久しぶりに大町のラ・カスタ・ナチュラルヒーリングガーデンに行ってきました。コロナになって、全く行けていませんでしたが、ガーデナーのHMさんと再会することができました。HMさんは、今年、白馬近くの山村に中古物件を購入、ご主人とハンドメイドでリフォームをしているそうです。敷地もかなり広く、天気が良ければアルプスの山並みが見える、まさにハイジのような生活ができる場所だとか。冬は厳しいでしょうが、その分、春から秋は大自然の中でのすばらしい暮らしとなりそうですね。来年以降で機会があればぜひ訪問させていただきます。
9月の終わり、ガーデンの山のエリアをまわっていると、クリが何個か落ちていることに気が付きました。今まで、クリの木があることに全く気が付いていませんでした。高さは8mぐらい、樹齢は10年以上と思われます。栽培品種のクリとは違いますので、クリの実はそれほど大きくはありませんが、食べられそうです。ヒノキを伐採して、日光が良く当たるようになりましたので、来年はもっと実をつけるのだろうと思います。楽しみがまた増えました。
本日12時00分の気温は15.7℃。天気は曇りときどき小雨です。午後からは、 午前中から始めたミズバショウ周りの草の除去の続きを行います。 水草が水の流れをせき止めて、沼地の水位が上がってしまっているためです。
ではまた。
ブナの森ガーデンにて
小田木 一富
2023年9月5日 8月のガーデン便り「猛暑の被害」
8月のガーデン便りです。
暑い毎日が続いていますが、9月に入って、少しずつ秋の気配がガーデンでは漂っています。ここ一週間の最高気温は、30℃を越えない日が出てきました。アカトンボの群れがガーデンを飛んでいます。お盆の頃から、その数を増しています。相変わらずツクツクボウシとミンミンゼミの声は谷に響いていますが、草むらから、秋の虫の鳴き声がよく聞こえるようになってきました。
さて、8月の暑さの被害ですが、少しまとめてみたいと思います。
まず、西洋芝の面積の3/4が枯れてしまいました。昨年10月に夏の暑さに強いというふれこみの品種に変更し、種まきをしたのですが、がっかりですね。春までは順調でしたが、7月上旬に芝刈りをした結果、枯れた芝が増えてきました。もっと早い時期から頻繁に芝刈りを行い、芝に刈込の耐性を付けるべきでした。品種を変えるべきか要検討です。再度10月に種まきをしなければなりません。
建物南側に植えたモミの木は完全に枯れてしまいました。掘り起こしてみると、根が全く成長していませんでした。これでは、枯れてしまうわけです。近くに植えてあるドイツトウヒは順調に成長していますので、モミではなく、ドイツトウヒをもう1本植えようと思います。
山のエリアのヤマザクラ260本のうち、やはり弱っているものが10本ほど枯れました。ヤマザクラは根が下に伸びていきますので、乾燥には強いようです。山のエリアは水まきを行うことができませんので、この調子で冬まで生き残ってくれればと思うばかりです。
ガーデンエリアではジンチョウゲが枯れてしまいました。どうもこのガーデンではジンチョウゲはうまく育ちません。過去にも2本植えたのですが、両方とも夏に枯れています。
スモークツリーも枯れてしまいました。植えた場所が乾燥がひどかったのが原因と思われます。その他、クラブアップル、アーモンドの木、弱ったウメも枯れています。
まあ、枯れたものは仕方がないので、せっせと別の植物を植えていくだけです。
開花の状況です。
夏の主役であるヘリアンサスレモンクィーンは7月後半から咲き始め、9月に入ってもあちこちでよく咲いています。この花は2m近くの高さになるので、花が咲き始めるとどうしてもその重さで垂れてしまいます。見た目が非常に悪くなりますので、どうしたものかと思案し、試験的に7月中旬に1m以下に刈込を行ってみたものを準備し様子を見てみました。今は花がすでに咲いていますが、高さが抑えられているので、垂れてしまうものが減っています。この方法は有効ですので、来年はすべての株の刈込を行おうと思います。
ダリアは今年は株を増やし、5種類ぐらいが今、花をつけています。ダリアの茎は重く、すぐに倒れてしまうので支柱が必要です。そのような中でも、少し風が強かった時など、茎がぽきっと折れてしまいます。折れた茎は、さし芽に使えます。20cm以上の長さの茎をさし芽にしたところ、順調に成長し始めました。冬までに球根がしっかりと育ってほしいものです。
クレオメは1年草です。花は日照が強くなると、すぐにしぼんでしまいます。そのため、花をきれいに撮影するためにはどうしても朝の時間帯になります。ガーデンの夏の主役にはなりませんが、脇役として、ガーデンに彩りを添えています。
リコリス(ナツズイセン)は、今年は3か所で咲きました。球根を植え付けてもなかなか開花しなかったのですが、去年初めて開花しました。植え付けた場所により、開花のタイミングが2週間以上ずれています。水はけの状態、水やりの状況とかが影響しているのだと思います。
その他、ガーデンを彩る夏の花々は、ミソハギ、ハナトラノオ、フロックス、オミナエシ、タイタンビカス、ムクゲ、ルドベキアタカオ、ルドベキアリトルヘンリー、モミジアオイ、サルスベリなどです。
8月19日、20日と娘が京都に来ました。土日に京都で、研修を受けるためです。参加人数が少なく、予定より早く終わったので、帰りにガーデンに来てドローン撮影を行ってもらいました。昨年来の撮影ですので、少しずつガーデンが変わっていく姿がわかります。林道沿いに植えたヤマザクラは、空撮でははっきりとは映っていません。まだまだ苗木が小さいからです。
なおガーデン見学会は、これからも毎月1回、開催していきます。次回の案内をご確認ください。
本日12時00分の気温は30.0℃。天気は晴れときどき曇りです。建物内の室温は29.0℃になってきました。
午後からは、暑い中ですが、水まきを行いながら、ガーデン内の笹の草刈り作業、枝の伸びた樹木の剪定を行います。熱中症には気を付けて対応します。
ではまた。
ブナの森ガーデンにて
小田木 一富
2023年8月5日 7月のガーデン便り「北山友禅菊とヒグラシの大合唱」
7月のガーデン便りです。
暑い毎日が続いています。京都市内の最高気温が38℃になると、ここ京北での最高気温はだいたい35℃に達します。3℃低いのですが、それにしても35℃は結構きつい。連日の猛暑で、雨がほとんど降っておらず、土を10cm掘っても湿った土が出てきません。からからに乾いています。
気が付くと植物があちこちで枯れ始めました。ひたすら水やりをするのですが、気が付いたときはもう手遅れというものが、結構あります。 建物南側のエントランスに植えたモミの木の葉が先端から茶色に変色してきました。まだ、根が地中深く伸びていないので、果たしてこのまま枯れてしまうのかは、よくわかりません。とにかく水をやるだけです。
この猛暑の中にあっても、雑草はしぶとく生きています。根を掘り起こしてみると、からからに乾いた土のかけらが根に貼りついています。それでも、じっと耐えて生きているのですから、土に残ったわずかの水分だけで、何とかその生命を保っているのです。恐るべき生命力です。
6月から猛威を振るっていたマメコガネの来襲は、7月末でやっと収まりました。成虫の活動期が終了したようです。ほっとしますね。
今、ガーデンではセミの声が響き渡っています。朝夕はヒグラシのカナカナカナという大合唱が聞こえます。朝は、おそらく夜明けとともに鳴き始めるのでしょうね。朝、私が京北に来る頃には、朝の大合唱は終わっています。夕方、4時が過ぎ、山の影が少しずつ大きくなってくると、夕方の大合唱が始まります。外で作業中に聞くカナカナカナの大合唱は、なんと心地良いことか。5時を過ぎると気温が少しずつ下がってきますので、一層、心地よさは体に染み入ってきます。
日中は、今はニイニイゼミの鳴き声がガーデンに響きます。7月25日には、ミンミンゼミの第一声が聞こえてきました。ミーンミーンという鳴き声も夏らしくてまた心地よいですね。西日本に多いクマゼミは、京北にはほとんどいません。なぜかはわかりません。京都市内ではシャアシャアと騒々しく鳴くクマゼミがいないということだけですが、ガーデンのBGMとしてはずいぶんと違ってきます。
7月の開花の状況です。まずは6月末から咲き始めた、北山友禅菊、去年に比べて、株の数がだいぶ増えてきました。また、一株の大きさも成長して大きくなってきましたので、花の大きさも左京区久多の北山友禅菊に近づいてきたように思います。 あちこちに植えているのですが、場所によって生育の状態が違ってきました。雑草の影響を受けて、株がほとんど増えなかったところもあります。やはり、雑草はまめに取り除かないとだめです。8月に入って、見頃の時期は終わりましたが、まだ花は残っています。7月の花としては、とても楽しみな花です。
秋の七草であるキキョウ、オミナエシですが、実際に咲くのは夏です。キキョウはかみさんが種から育てた苗を昨年植え付けたのですが、今年はよく咲いています。ただ、支柱を添えていないので、やはり、相当な本数が倒れた状態で咲いています。1本ずつ支柱をするのは結構大変です。何か、いい方法はないものでしょうか。
西洋ニンジンボクは、木自体がずいぶんと大きくなってきました。群青色の花が、隣のブッドレアと競い合い、結構よい眺めを作っています。
ユリ カサブランカは、2株が咲いてくれました。植え付けた場所があまりユリに合っていなかったようで、球根をだめにしてしまったものもいくつかあります。植え付け場所の検討が必要です。
オニユリは、コオニユリと違い、葉の付け根にムカゴができます。コオニユリも植えているのですが、コオニユリの方が先に咲き、すでに花は散っています。オニユリは、まさに盛夏の花という感じですね。もうしばらくは楽しめそうです。
ところで、暑さが続いていますのでボランティア募集はさておき、9月2日(土)にガーデン見学会をもう1回やろうと思っています。アクセスカウントを調べると、7月にお問い合わせページを開いた人が異常に増えていましたので、参加しようかどうしようかと迷っている若い人もいるのではないかと思います。一人でも参加者があれば実施します。どうぞ、ご遠慮なく、応募してください。
本日12時00分の気温は32.8℃。天気は晴れです。建物内の室温は29.5℃になってきました。まだ、何とか耐えられます。
午後からは、炎天下の中ですが、水まきを行いながら、ガーデン内の草取り作業、残っている苗の植え付け作業を行います。熱中症には気を付けて対応します。
ではまた。
ブナの森ガーデンにて
小田木 一富





















































