ガーデン便り
2021年10月5日 9月のガーデン便り「涼しい秋」
9月のガーデン便りです。
このところ快晴が続いています。気持ちの良い青空です。本日10月5日は、12時の気温が27.0℃で30℃には達しません。京都市内は、昨日31℃を超えましたので、今日も似たような最高気温だと思いますが、京北はやはり市街地より3℃低いので、過ごしやすいです。ノートに記録している9月の最高気温を見ても30℃を超えた日はありませんでした。ガーデン内に残しているスギの木の下に棒温度計をぶら下げているので、それで記録を取っているのです。
今年の9月は、例年より異常に涼しいです。 セミもほとんどいません。9月28日に、最後のミンミンゼミの声を聞きました。
植物にとってこの気候は好ましいのかどうか、よくわかりませんが、私の管理の悪さで、枯れてしまったものが結構あります。雑草に埋もれたせいで枯れてしまった宿根草。真夏の暑い時期にちょっと水をかけ忘れて葉を落してしまった白樺(以前報告した虫に丸坊主にされた白樺とは別の木です) 、来年果たして芽を出してくれるかどうか。
今日は朝から雑草と格闘しています。というのは、今週土曜日に娘がこちらに来るとか来ないとか。来るときはドローンで撮影してよ、とお願いしているので、少しでもましな状態にしようと、この前の土曜日から、草刈りに精を出しています。土曜日まで今日を含めてあと2日、せめて歩道の周りは雑草が目立たないようにしようとしているのですが。あまりの雑草の多さにまいっています。
ドローンは大変便利なツールですね。簡単に航空写真が撮れる。きれいな動画も簡単に撮影できてしまいます。上空からの航空写真は、今どのようにガーデンの開墾が進んでいるのかを目で確認するのに最適です。今、隣接する西側のヒノキ林の山を借りるように動いていますので、その場所も含めて、撮影して、今後の検討資料にします。
今、ガーデンは秋の真っ最中、10月末には、咲いている花の種類は、どんどん減っていきます。クレオメはまだ咲いています。もうそろそろ終わりになりますが。今満開なのは、シュウメイギク、ハマギク、アメジストセージ、それからこの地に自生するヨメナです。
そして、来年春の仕込みを少しずつ始めています。チューリップクイーンオブナイト、アリウムギガンチウムの球根を入手しました。ルピナスの種まきを行い、すでに芽が出ました。本葉の数が増えてきたら、定植しなければなりません。
ではまた。
京北のガーデンにて
小田木 一富
2021年9月5日 8月のガーデン便り「異常な夏」
8月のガーデン便りです。
この8月は異常な天気でした。8月11日から京北も2週間ずっと雨が降り続き、外の作業はあまり進まず、一部植物は枯れてしまいました。3年以上育っていた大株のラベンダーの1株が枯れたのは、とても残念です。どちらかというと乾燥を好む植物ですので、多湿はだめですね。
建物にも影響が出ました。建物の外回りは、資金が足りなくて、まだ、コンクリート打ちをしていないため、水が壁と床のコンクリートの隙間から建物内部に染み出し、建物内部に水たまりができてしまいました。ひどい時はバケツ8杯分の水をスポンジで吸い取り処理しましたが、建物内部の湿度が90%以上の状態が続いたため、あちこちにカビが大発生、その除去に追われました。
外回りのコンクリート打ちは、暗渠(あんきょ)工事を終えて水はけをよくしてから自分でやろうと思っていますので、冬以降の作業となります。当面のカビ対策として安い中国製除湿器を購入し、雨天時は24時間稼働させています。建物面積に対して除湿能力が足りないので湿度は70%に下がるだけですが、快適になりました。これからは、秋雨前線が停滞しそうですので、しばらくは、除湿器をフル稼働させなければなりません。
9月に入って、急に涼しくなりました。今のガーデンの主力は先月紹介したヘリアンサス レモンクィーンとクレオメです。二つとも開花期が長く、特に前者は背丈が2mになりますので、非常に存在感があります。ただ、雨が続くとどうしても頭が重くなり、しなって倒れ気味となってしまいます。これを支柱と紐でしばって立て直すのはガーデナーの仕事ですが、なかなか見た目よく支えをするのは難しい。今現在は、まだほったらかしのままです。ちょっと支えの方法は研究しなければだめです。市販のプラスチック製の支柱はあまり使いたくなく、要検討です。
上野ファームの上野砂由紀さんは、NHKの番組の中でY字の枯れ枝を支柱に使っていました。これも良い方法だと思います。背丈の高い宿根草は、ガーデンの中でひときわ目立つため、見栄えよくさりげなく支える必要があるということです。
雨の日のクレオメは花びらが丸まってしまわないので、こちらも雨のガーデンの中で存在感を示しています。花は、軸を上に伸ばしながら順に咲いていきますので、軸の下側には咲き終わった花が種のさやを付けていきます。メインの花にはなりませんが、サブとしてガーデンに彩りを添える役割として必要な植物です。
まだ、ミンミンゼミはよく鳴いています。京都周辺の山では9月末までは鳴き声が聞こえますね。夏の終わりのツクツクボウシよりも遅くまで鳴いています。カナカナと鳴くヒグラシは8月半ばには聞こえなくなりました。その代わり、アカトンボがガーデンを良く飛び回るようになりました。
ガーデンは相変わらず草ぼうぼうです。一通りの雑草の除去にはざっと見積もって延べ20日間かかります。ため息が出てしまいますが、他の作業をやりつつ少しずつ作業を進めます。今はマメ科のツルが勢力を伸ばしています。調べるとヤブツルアズキという雑草でした。他の植物を覆いつくしてしまうので、非常に厄介です。黄色の花はきれいなのですが、除去するしかありません。
西側エリアの湿地帯には、ミソハギが開花し満開時期を過ぎました。やはり、湿気には強いですね。タイタンビカスというアメリカフヨウとモミジアオイの交配種も植え付けました。こちらも湿気に強く、よく育っています。
果たしてコロナはいつ収束するのか。先が見えない状態です。ウイルスは変異をし続けるためワクチンも常に対応が必要です。特効薬はいつ開発されるのか。マスクなしの生活は、当面来ないのでしょうね。
ガーデンのオープン時期も微妙です。2023年4月のオープン計画は、今の開墾進捗と合わせて、再検討します。コロナの収束が見えない限り、ガーデン経営は困難を極めるでしょう。オープン初年度から黒字を目指すのは、絶望的です。
ガーデンの建物内には、上野ファームのカレンダーを掲示しています。毎月のガーデンの花々の写真を見て、自分もいつかこんなガーデンにしたいと常に思っています。上野ファームの経営も今は大変な状況だと想像します。本州からくる観光客が激減していますので、北海道内からの観光客のみ。おまけに異常気象、踏んだり蹴ったりだと思います。
とにかく、今は自分のできることを一歩一歩進めていくしかありません。道はまだ遠く、なかなか先が見えません。
ではまた。
京北のガーデンにて
小田木 一富
2021年8月5日 7月のガーデン便り「夏がやってきました」
7月のガーデン便りです。
7月17日の梅雨明けから、この京北の地にも、本格的な暑さが到来しました。ただ、この場所は、京都市街地の気温より、だいたい3℃低いのです。京都市内で36℃の最高気温であれば、ここでの最高気温は33℃ぐらいとなります。少しましですね。それでも、暑いものは暑い。外での作業はこたえます。
熱中症が怖いので、1時間ぐらいですぐに建物に避難して、水分を補給し休憩します。全身、汗びっしょりです。建物には、冷房はまだありません。けれど、白いガルバリウム鋼板で覆い、断熱材を下に敷き詰めた屋根は、断熱効果は抜群です。建物内は外気より暑くはなりません。扇風機で、何とかしのいでいます。
心配していたイノシシの襲来は、今年はありませんでした。梅雨明け後はこれまでも侵入はありませんでしたので、何とかなったとは言えます。一旦侵入されると、それの復旧に2~3か月かかりますので、ほっとしています。が、油断は禁物ですので、対策は常に強化していきます。
雑草の勢いは全く衰えません。未開墾の場所は、刈り払い機で一気に草刈りできますが、根っこは残っていますので、3週間ぐらいでまた刈り込みが必要になります。この夏に、未開墾の面積を少しでも減らそうと、躍起になって草刈りを進めています。
特に西側エリヤに、芝生広場を設けようとしていますので、その部分は徹底的に刈り込みを行っています。根っこの除去は、ツルハシで行う必要がありますが、9月に芝の種まきができるように、少しずつ、根っこの除去作業を伴う開墾を進めていかなければなりません。炎天下のこの作業はなかなかしんどいものがあります。
芝生の空間は、ガーデンのメリハリをつけるためにどこのガーデンにもあります。また、芝生のみの単一の空間ですので、機械を使えますから手を抜くことにもつながり、人的負担は軽減されます。私の今やっているガーデン作業で、一人で面倒を見られる面積は、せいぜい300坪ぐらいでしょう。それ以上は、人員を増やさなければ無理です。花々が咲き乱れるガーデンは、広いほど楽しみが増えますが、同時に人件費が増えていきますので、ガーデンの経営を考えたとき、適切な草花の植え付け面積を決めなければなりません。そして、できる限り手を抜ける面積を増やしておく必要があります。
また、ガーデンの水やりは、この時期は欠かせません。月水金は、京北に来れませんので、好天が続いている場合は、水やりに時間をかけます。梅雨明け直後の一週間は、少し様子見していたのですが、たちまちカシワバアジサイが1株枯れてしまいました。他にもヤマモミジが1株、紅葉したかと思ったらあっという間に葉が枯れてしまいました。梅雨明け後、水やりしなかったのが原因でしょう。路地に植えた植物とはいえ、場所によっては地面が異常に乾ききっていましたので、注意しなければなりません。夕方4時頃から水やりを始め、6時頃までかけて植物を植えてある面積をくまなく水やりしていきます。
散水は井戸水をポンプでくみ上げ、ホース散水を行っていますので水道代は気にする必要はありませんが、それでも時間がかかります。まあ、このガーデンの開墾を始めたときの1年目の夏は、井戸も水道もなく、横を流れる小川からジョウロで水をすくっていましたから、その重労働に比べたら作業は雲泥の差ですが。
ガーデナーは常に植物の声を聴かなければなりません。朝一番にやることは、ガーデンをくまなく巡回して見て回ることです。それでも、雑草の勢いに隠れてしまった植物の声を聴けずに、枯らしてしまうことはたびたびあります。まだまだですね。6月にマメコガネに丸坊主にされたシラカバは、見事に若葉を復活させました。このシラカバは、生きようとする力が強い株だったのだと思います。
ガーデンでは夕方になると、ヒグラシの大合唱が始まります。一匹のヒグラシがカナカナカナと鳴き始めると、それに応えるように、あちこちからカナカナカナが聞こえてきます。京都市内では日中、シャアシャアシャアと鳴くクマゼミがうるさくてかなわないのですが、京北にはクマゼミはほとんどいません。夏に真っ先に鳴き始めるのはニイニイゼミ、そしてヒグラシ、アブラゼミです。そして夏の後半にはミンミンゼミが泣き始めます。今年は7月29日にミンミンゼミの第一声を聞きました。ミーンミーンという声をきくと、なんだかうれしくなります。夕方のヒグラシのカナカナカナの大合唱とともに、私はしばし暑さを忘れて聞き入ってしまいます。
夏の花の主役にしようと植えたクレオメが咲き始めましたが、少し残念なことがわかりました。蝶が舞うように開くクレオメの花は、太陽光が強くなると、花びらがクルクルと巻いてしぼんでしまうのです。太陽光が弱ければ開いています。私は2019年の7月にガーデンミュージアム比叡を訪れたとき、このクレオメがあちこちに植えられているのを見ました。これはいい花だなと思い、今回50株近くの苗を種から育てて植え付けてみましたが、そういえば比叡山に行った当日は頂上がガスに覆われていて、霧雨模様でした。このため、クレオメが見事に咲いていたのですね。夏の花の主役には、クレオメは無理です。やはり、エキナセアやヘリアンサスレモンクィーンに頼らざるを得ないようです。ガーデンを訪れる人が、さまざまな花に巡り合えるようにあれこれと考えるのも、ガーデナーの仕事です。
ではまた。
京北のガーデンにて
小田木 一富
2021年7月6日 6月のガーデン便り「湿気を好むウツボグサ」
6月のガーデン便りです。
このところ梅雨末期ということで、雨がよく降りますね。ガーデンの草ぼうぼう状態は相変わらずですが、開墾と植え付けの作業は、少しずつ進んでいます。7月3日に、ガーデンでヒグラシの第一声を聞きました。カナカナと鳴くセミです。ということは、梅雨明けは近いということです。
心配していたイノシシは、今のところ侵入してはいません。ただ、付近で5月に目撃されているだけに、まだまだ、心配はつきません。スカシユリなどの開花ピークは過ぎましたが、これからはコオニユリが開花します。コオニユリの球根はユリ根として食卓に出るものですので、イノシシの大好物となるはずです。気を緩めずに、警戒に当たっています。
ガーデンの花々は6月に入って夏の様相に変わりました。カンパニュラメディウムに代わって、ホタルブクロが一斉に開花しました。ホタルブクロは地下茎とこぼれ種でどんどん増えます。夏の高温、冬の低温も問題なしで、育てやすい宿根草です。ほったらかしで育てていますが、6月のガーデンの主役となる植物です。
次の主役ですが、一年草のクレオメを主役にしようと、ガーデンの何箇所かに種から育てたクレオメの苗を植え付けました。7月後半には、花が咲き始めます。
問題も出ました。6月は気温が上がってきたため、病害虫が発生しました。ウドンコ病は、昨年までは発生していなかったのですが、今年は、アカツメクサ、モナルダで初めて確認しました。アカツメクサは雑草ですが、ウドンコ病にやられたものは除草しました。
また、3本あるハナミズキの1本がウドンコ病にやられてしまいました。一旦ウドンコ病にかかるとなかなか回復させることができません。ハナミズキは来年の新緑の時期に、消毒するしかないでしょう。
それから、マメコガネという1cm足らずのコガネムシが大発生し、猛威を振るっています。今年の4月に植えた1.5mほどのシラカバの葉っぱが、あっという間に丸坊主にされてしまいました。シラカバだけでなく、ハギ、サルスベリ、サクラ、ネコヤナギ、ハクロニシキなどの葉がよく食べられています。このところ私は、午前、午後に各1回はガーデンを巡回し、マメコガネを見つけ次第、殺虫剤を撒いて処理しています。丸坊主にされたシラカバは心配ですが、多分、新芽が出てくると思います。回復を願うばかりです。
建物の西側のガーデンエリアは、開墾があまり進んでいませんでしたが、6月に少しずつ開墾を進めています。ここで大きな課題は水はけの悪い湿地帯のような箇所があることです。水路を造って、水はけの改善を行なおうと思っていますが、一つ気が付いたことがあります。ウツボグサです。
この花はこの土地に元々自生していました。建物の北側の常時湿っている場所でひっそりと咲いていたのを見つけ、それを、別の場所に移植して、株を増やしました。たまたま西側の湿地帯に移植した株が、現在も枯れもせずに成長し続けているのを6月に確認し、目からうろこと言いますか、はたと気が付きました。湿地帯には、湿気を好む植物を植えればよいのです。まずは、ウツボグサの株を増やすこと、次にこれも湿気を好む、ミソハギを植えること、この二つの植物から、植え付けを始めました。西側ガーデンエリアの開墾と植え付けを、7月以降でさらに進めます。2種の植物以外にも、条件に合う植物がありそうですので、湿気を好む植物の群落を、このエリアに形成できれば、これは一つのガーデンのテーマとなりえると思います。
今日は、雨が降ったりやんだりの天気です。雨が降ってきたら、外の作業は中止にして、建物内で、撮りだめたガーデンの動画を整理するつもりです。
ではまた。
京北のガーデンにて。
小田木 一富
2021年6月6日 5月のガーデン便り「上野ファームのこと」
5月のガーデン便りです。
今年の梅雨入りは5月中旬からとあまりに早く、どうなることかと気をもんでいましたが、ここのところ中休みが続いています。私としては作業のできる時間が増えて助かっていますが、やることがいろいろあるため、ガーデンは草ぼうぼうの有様です。この時期の雑草の成長速度は驚くべきもので、週4日、私一人が草取りだけに専念したとしても、到底、追いつくことができません。
2019年7月上旬、私は父を連れて北海道ガーデンを旅して周りました。旭川の上野ファームに行ったとき、偶然、オーナーの上野砂由紀さんと立ち話をする機会を得、その時、今日のガーデナーは、砂由紀さん、砂由紀さんのお母さん、それとアルバイトの3人だけと聞きました。北海道ガーデンですので、私の京北のガーデンよりはるかに広い面積のガーデンを管理しなければならないはずです。3人だけでよく対応しているなと思いました。私は750坪の管理面積のうちの半分も耕していないのに、すでに雑草の成長速度に追いつくことができないでいるのです。
まあ、管理が行き届くようになれば、生えてくる雑草も減るでしょうから、今は、ひたすら開墾しながら、植え付け後の雑草除去に精を出すしかありません。
上野砂由紀さんは、旭川の上野ファームの経営者であり、富良野の「風のガーデン」の設計者でもあります。そして、私の目標とするガーデナーです。「風のガーデン」のようなガーデンに、京北のガーデンを仕上げていきたいと思っています。
ちょうど、NHKオンデマンドで、「小さな旅 わたしの花たち~北海道 ガーデン街道~」という番組を見ることができました。上野ファームと紫竹ガーデンが登場します。砂由紀さんの話が聞けますので、私にはとても参考になりました。オンデマンドでは9月16日まで試聴できます。
さて、梅雨の時期の大きな課題は、イノシシの来襲と水はけ対策です。今のところイノシシは侵入していません。ガーデンを囲うフェンスの下側に丸太を針金で固定し、イノシシ避けとしたのが、功を奏しているようです。ただし、まもなくユリが咲き始めます。敵はユリの根が大好物ですので、ユリの香りに誘われて、梅雨の雨の中、フェンスの脆弱な部分を探り当て、侵入を試みるに違いありません。まだまだ、イノシシとの戦いは続きます。
一方水はけ対策ですが、大雨が降る度、大きな水たまりができる場所が複数箇所ありましたので、応急処置として水の排水路を掘って、水が流れていくようにしました。最終的には、排水溝ではなく、コルゲート管という穴が開いたパイプを埋め込み、暗渠とする必要があります。これは、追々やっていきます。
また、建物東側にもともとあったU字溝が逆勾配になっていて水がたまったままになっており、建物内部の床面に水がしみだしてきました。これはまずいので、U字溝底部にモルタルを流し込み、勾配を正しくしました。たまった水はうまく排水できるようになりましたので、このU字溝に、ガーデン北側の雨水排水も流れるようにしようと、今、取り組んでいます。
ガーデンの水はけは、非常に重要な管理ポイントです。これがうまくいかないと、せっかく植えた苗がどんどん枯れていきます。おととし、昨年もこの問題で痛い目に合っていますので、何とかクリヤしたいと思います。
ガーデンは、今、最も花々が美しい時期を迎えました。5月上旬から咲き始めるツツジに始まりデルフィニウム、ジギタリス、シャクヤク、アリウムギガンチウム、ラベンダー、カンパニュラメディウム、等々。
一方で失敗も多々発生しています。ほったらかしにしていたバラは、瀕死の状態。アリウムも満足に育ったのは20球のうち5球、肥料不足が原因です。アリウムは多肥にしなければだめということがわかりました。
ところで、ワクチン接種の状況ですが、私は2回目を接種後、すでに2週間以上経過しました。父は、まだです。
早く、若い人に行き渡るようになれば良いですね。
ではまた。
京北のガーデンにて。
小田木 一富