ガーデン便り

2022-09-06 12:40:00

2022年9月6日 8月のガーデン便り「帯状疱疹」

8月のガーデン便りです。

  

不覚にも、病気でふせってしまいました。今日はガーデンには来ていますが、まだ病気療養中のため、作業はストップです。すでに6日間手つかずの状態ですので、また雑草が一段と茂りつつあります。何の病気かと言いますと、帯状疱疹(たいじょうほうしん)です。

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。 体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じるのですが、私の場合、左の脇の下から指先まで、水ぶくれが発生しました。はじめ症状を見たとき、チャドクガの毛虫に刺されたような症状でして、しかも、ちょうど草刈作業をした場所がツバキを植えてある場所でしたので、チャドクガにまたやられたと思い込んでいました。しかし、水ぶくれと神経の痛みがどんどんひどくなり、指先まで広がってきましたのでこれは大変だとクリニックの診察を受け、帯状疱疹であることが判明しました。 

医師からは、最近疲れていませんかと質問がありましたので、「はい、疲れています。」と答えました。帯状疱疹の原因は疲れだそうです。

考えてみますと8月の作業は、気温が30℃を超えてくると、草取りをするにも一時間ももたない状況が続いていました。炎天下で汗びっしょりになって建物で休んでいましたが、15分程度の休憩では全然回復できずにいました。ですので、作業効率は6割ぐらいだったと思います。作業の効率の低下で思ったほどガーデンの整備は進みません。それでもそれが疲労となって、知らないうちに自分のキャパシティを超えてしまったのです。

8月の中旬過ぎに、左腕の神経の痛みを感じ始めました。そして月末近くになって一気に赤い斑点と水ぶくれが発症したのです。まあ、この病気は、神様が私に、少し休めと言ったものと考えることにしました。自分のキャパを超えて仕事をしても、自分を追い込んでしまうだけですね。雑草の勢いを止めることはできませんので、なすがままとなっていますが、これも致し方ないとあきらめました。

 

話は変わって、娘が8月20日にガーデンにやってきましたので、ドローンで空撮してもらいました。あらたに借りた山林の伐採後の状態がよくわかります。重機で造った林道は、かなりはっきりと写真に写っています。これから、この山林を造り変えていきますので、まずは最初の状態の記録が撮れました。

2022.08.20_ガーデン空撮_DJI_0361_補正_s.jpg 

ガーデンは今、ヘリアンサスレモンクィーンが咲き乱れています。ただ、この花は、高さが2m近くになるため、雨が降ると花の重量を支えきれずに倒れてきてしまいます。本数がかなりの数ですので、一本一本支柱を立てるわけにはいかず、そのままほうっておいたのですが、やはりだめでした。倒れてきて歩道を何か所もふさいでしまいました。

2022.09.04_ヘリアンサスレモンクィーン_P1040863_s.jpg ヘリアンサスレモンクィーン

やはりこの花は、群落の周囲に杭を打ち込み、麻紐で囲って支えなければだめです。この作業は、花芽がつく前にやっておく必要があります。ですので、今年はもうこの作業は行わず、倒れたものを剪定するだけにします。来年の教訓ですね。

 

ヘリアンサスのほかは、ミソハギ、オミナエシ、クレオメ、サルスベリ、ダリヤ、モミジアオイ、オオケタデ、などが開花中です。

2022.08.07_ミソハギ_P1040549_s.jpg ミソハギ

オオケタデは一年草ですが、使い勝手としては面白いので、あちこちに植えました。ただ、このオオケタデ、肥料をやりすぎると大きく育ちすぎて、ダメですね。3mを超える高さになってしまった群落が出現し、ちょっと鑑賞には不向きの高さです。これも来年の教訓です。 

2022.09.04_オオケタデ_P1040866_s.jpg オオケタデ

本日12時の気温は、30、台風の影響で風が強くなってきました。今日はガーデンの様子を見に来ただけですので、もう少ししたら帰ります。

 

ではまた。

京北のガーデンにて

小田木 一富