ガーデン便り
2019年12月31日 2019年の進捗状況「開墾事始め」
今日は2019年の大みそかです。
この一年、京北の土地の開墾作業に追われる毎日でした。
まず行ったのは、土地周囲に植えてあったスギの伐採です。これは自分でできないので、京北森林組合に依頼しました。
次に行ったのは北側の土地と、西側の土地との段差を、緩やかな斜面にする工事です。近くにお住いのKさんに重機を使って行ってもらいました。
そのあとは、自力での開墾となります。ススキ、カヤツリグサなどの強力な根っこをツルハシで除去し、大きな石を取り除き、たい肥を入れ、苗を植えるという作業をコツコツと一人でやっています。機械でできない作業なのでなかなか進みません。ツルハシの使いこなしには、だいぶ慣れました。
8月に待望の井戸の掘削工事を行ってもらいました。自分でポンプを据え付け、水道管をガーデンに伸ばして、散水ができるようにしたことで、川からの水くみを行わずに済むようになりました。
植物を植えなければならない面積はざっと700坪ありますが、年末までで、まだ三分の一の植え付け完了にとどまっています。
退職時の宣言では、ガーデンオープンを2020年4月としていましたが、全く甘かったですね。創業計画は変更せざるを得ず、どんなに早くても2022年4月オープン、もっとかかるかもしれません。
購入した土地に昭和47年建築の鉄骨平屋倉庫があり、それをカフェ兼社屋に改装しようと、2月から設計事務所とやり取りをしていましたが、私の資金があまりに足りないため、工務店の1社目には辞退されてしまい、年明けに2社目の工務店と設計事務所とで現地打ち合わせをします。自己資金内での改装しかできず、屋根工事、外観塗装、浄化槽・トイレの設置だけになりそうですが、この第一期工事ができれば一歩前進です。
植え付けた植物は既に100種を超えています。夏を乗り切れず枯れたもの、水はけが悪いところに植えて枯れたもの、鹿とイノシシの侵入で枯れたものも相当あります。厳冬期を乗り切れるかどうかも心配です。
けれど、今もすくすくと育っている苗もあり、春が楽しみでもあります。オープンまで、まだまだやることがいっぱいあります。長いようであっという間でしょうね。課題山積みの大みそかですが、来年も引き続き頑張っていこうと、決意を新たにしている次第です。