ガーデン便り

2026-06-02 12:16:00

2026年6月2日 5月のガーデン便り 「あっという間に春は過ぎ去り夏が来る」

5月のガーデン便りです。 

あっという間に6月が来てしまいました。早いものですね。春が来たと思って、あれもせねば、これもせねばとじたばたしているうちに、時間だけはどんどん過ぎていきます。植え付けていない苗が、まだまだたくさんあります。苗だけは、あまり暑くならないうちに植えてしまいたいのですが、どうなることやら。

2026.05.17_ガーデンと借景_P1510600_s.jpg 5月17日撮影 ガーデンと借景

2026.05.16_ガーデンと借景_P1510488_s.jpg 5月16日撮影 ガーデンと借景 

テスト的に一部の歩道の工事もやってみようと思っています。草を除去した後、防草シートを敷いて、その上から砂利を敷く構造です。費用を安くしようとすると、たぶん、この方法以外はないのだろうと思います。自分でできますし、まず、テストを行ってみないと、感触がわかりません。やってみて、いろいろ問題もわかってくると思いますので、その時は、その出てきた課題をどう解決するかを考えます。

さて、52日~3日と娘がガーデンにキャンプに来ましたので、3日の朝にドローンでガーデンを撮影してもらいました。その時の動画映像は、すでにインスタグラムにアップしています。まだ、ご覧になっていないという方は、ぜひ、見てください。上空から見ると、やっと、ガーデンと呼べる段階にはなってきたなと思うのですが、まだまだです。歩道が整備されれば、もっと、見た目が良くなるのですが、これには、相当な労力と時間がかかりますので、なかなか一人では進めることができません。まずはテストですね。10m程度の歩道整備をやってみます。その後、出てきた課題をどうすればよいか、思案します。

2026.05.03_ドローン空撮_DJI_0508_s.jpg 5月3日撮影 ドローンによるガーデン空撮

並行して、現在、建物第二期工事の工事内容の見直しを行っています。最低限、ミニマムの必要工事だけを業者さんにやってもらい、それ以外の工事で自分でできることは自分でする、自分でできないものは後回しにして、ガーデンオープン後、第三期工事として行う、そういうことになります。事業計画も修正します。

 

531日に、お一人の助っ人にお越しいただきました。ガーデン作業をお手伝いいただける方が、来てほしいと願い、ホームぺージにもボランティア募集のお知らせをずっと出し続けているのですが、なかなかボランティアは集まりません。まあ、当ガーデンに来るためには、車がないと来れませんし、ガーデンに来て、見学だけだったらいいけれど、労働するのはちょっと、と誰もが思いますよね。それは、仕方がないなと、半分あきらめておりました。

そんな折、突然、メール連絡が入り、その人はやってきてくれました。31日は晴天で気温が上昇した日です。私は、まずガーデンを案内し、山のエリアも見てもらい、いろいろとお話をしました。その後、草取り作業をいっしょに行いました。

やはり、一人で行うのと、二人で行うのとでは、まったく、作業の進度が違いました。一人でやっていると、ああ疲れた、と思ったらすぐに休憩してしまい、なかなか作業は、はかどりません。今回、二人作業でやった範囲の草取りは予定の時間までには見事に完了できました。これで、植え付け待ちの苗をたくさん植えることができます。TIさん、今回は大変お世話になりました。お疲れさまでした。これに懲りず、また、時間がとれましたら、ぜひ、ガーデンにお越しください。

 

さて、ガーデンで働きたいと思っているみなさん、今年の社員採用はありませんが、ぜひ、ボランティアの作業に参加してください。そのためには、ホームぺージのお問い合わせより、まずはガーデン見学を申し込んでください。私は、ガーデンはいつでもオープンです。もし、車をお持ちでない方は、その旨連絡いただければ、私が、最寄り駅まで車で迎えに行きます。

ちなみにガーデンに最も近い駅は、山陰線の日吉駅です。そこからガーデンまでは、15km、車で15分です。日吉駅にはタクシーはありません。バス路線もほとんどありません。遠慮なく送迎の申し込みをしてください。見学だけでも良いですし、草取り作業を少しの時間でもお手伝いいただければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

話題は変わりますが、今、ブナの挿し木をテスト中です。以前のガーデン便りで記述した、私の自宅のブナの木から枝を採取し、それを、55日に挿し木したのです。京都市内の真夏の高温に耐性を持つブナの木ですので、苗としては非常に京都になじむ苗となるはずです。挿し木してから10日間は順調だったのですが、強烈な西日に当たってしまい、一部のさし穂の葉があっという間に枯れてしまいました。私はあわてて、西日の当たらない場所に苗床を移し、今、様子を見ています。まだ、葉が元気なさし穂も残っているので、もう少ししたら発根の状況を確認しようと思います。うまくいけば、耐暑性を有するブナのクローン苗木をたくさん作ることができます。どうか、うまくいきますように。

 

では、5月のガーデンの開花状況です。バラも咲き始めましたので、花の種類はどんどん増えています。 

すでに、インスタグラムで動画をいくつかアップしておりますので、まだご覧になっていない方は、ぜひ、そちらも見てください。以下の花の説明文は、インスタグラムの文面を再構成していますので、重複する分はご容赦ください。 

52日、3日、このところ、ウグイスがよくガーデンを訪れています。ただし、相変わらず藪の中で鳴くので、なかなかカメラでとらえられません。ホオジロもウグイスに負けじとさえずります。ガーデンに娘がキャンプに来て、3日朝一にドローン撮影をしてくれましたので、その映像を織り込みました。草だらけのガーデンですが、だいぶガーデンらしくなってきました。

 2026.05.02_クリンソウ_P1500699_s.jpg 5月2日撮影 クリンソウ

 2026.05.02_ホオジロ_P1500748_s.jpg 5月2日撮影 ホオジロ

2026.05.02_ラナンキュラスラックス_P1500735_s.jpg 5月2日撮影 ラナンキュラスラックス

2026.05.02_桃色タンポポ_P1500680_s.jpg 5月2日撮影 桃色タンポポ

2026.05.03_マグノリア_P1500752_s.jpg 5月3日撮影 マグノリア

 

55日、7日、モチツツジは当ガーデンの春を彩る代表的なツツジです。ハナグルマ(花車)系のモチツツジは、采咲(さいさき)で花冠が全裂します。江戸時代からある品種だそうです。

2026.05.02_モチツツジ_P1500706_s.jpg 5月2日撮影 モチツツジ(花車系)

レンゲツツジは、枝先に輪をなすようにつく花の様子が蓮華に見えることから名付けられたそうです。

2026.05.05_レンゲツツジ_P1510030_s.jpg 5月5日撮影 レンゲツツジ

オオデマリは真っ白なボール状の花を咲かせます。いつの間にか背丈を超える大きさとなり、ダイナミックな白が印象的です。

2026.05.02_オオデマリ_P1500713_s.jpg 5月2日撮影 オオデマリ

2026.05.02_西洋シャクナゲ_P1500694_s.jpg 5月2日撮影 西洋シャクナゲ

2026.05.05_アザレア_P1510012_s.jpg 5月5日撮影 アザレア

2026.05.05_シラーカンパニュラータ_P1500817_s.jpg 5月5日撮影 シラーカンパニュラータ

2026.05.05_紅色ヤマツツジ_P1510032_s.jpg 5月5日撮影 紅色ヤマツツジ

 

510日、ガーデンでは、ウグイスは朝から晩まで、結構よく鳴いていました。ただし、藪の中から鳴くので、なかなか撮影はできません。次の木に飛び移るところを追いかけて、やっと撮影できました。

2026.05.12_ウグイス_P1510365_s.jpg 5月12日撮影 ウグイス

2026.05.12_ウグイス_P1510376_s.jpg 5月12日撮影 ウグイス

2026.05.10_ホオジロ_P1510355_s.jpg 5月10日撮影 ホオジロ

ビバーナムスノーボールは、春になると黄緑色の美しいボール状の花を咲かせ、やがて花は白く変わります。オオデマリとよく似ていますが、葉っぱの形状が異なります。スノーボールはカエデの葉のように切れ込みがありますが、オオデマリの葉は楕円形です。ガーデンではどちらも同じ時期に満開となります。

2026.05.09_ビバーナムスノーボール_P1510314_s.jpg 5月9日撮影 ビバーナムスノーボール

2026.05.09_コデマリ_P1510274_s.jpg 5月9日撮影 コデマリ

2026.05.09_ハクロニシキ_P1510321_s.jpg 5月9日撮影 ハクロニシキ

2026.05.09_エクスバリーアザレアバレリーナ_P1510308_s.jpg 5月9日撮影 エクスバリーアザレアバレリーナ

2026.05.09_シャクナンツツジ_P1510297_s.jpg 5月9日撮影 シャクナンツツジ

2026.05.09_ヒメキスゲ_P1510287_s.jpg 5月9日撮影 ヒメキスゲ

 

51214日、ジギタリスは5月から6月にベル状の花を穂のように咲かせます。洋風ガーデンに合い、広く栽培されていますが、全草に毒を有するため、取り扱いには注意が必要です。

2026.05.09_ジギタリスパンサー_P1510260_s.jpg 5月9日撮影 ジギタリスパンサー

2026.05.23_ジギタリス_P1520016_s.jpg 5月23日撮影 ジギタリス

ラベンダーは北海道のラベンダー畑が有名ですが、京都では夏の暑さに耐えることができず、枯れてしまうことが度々あります。フレンチラベンダーの方がイングリッシュラベンダーよりも耐暑性があり、特にご覧のフレンチラベンダーは、京都市内の40を超える場所で毎年生きている株から挿し木で増やしたものです。おそらく、最も耐暑性のある株だろうと期待しています。

2026.05.14_フレンチラベンダー_P1510469_s.jpg 5月14日撮影 フレンチラベンダー

2026.05.12_シャガ_P1510380_s.jpg 5月12日撮影 シャガ

2026.05.12_ムサシノキスゲ_P1510426_s.jpg 5月12日撮影 ムサシノキスゲ

2026.05.12_ヤブデマリ_P1510385_s.jpg 5月12日撮影 ヤブデマリ

2026.05.14_アネモネ_P1510454_s.jpg 5月14日撮影 アネモネ

 

51617日、ニセアカシアは、もともとこの土地に古木がありました。しかし、若い木は芽を出すと、すぐにシカに食べられていたので、まったく次の世代が育っていませんでした。ガーデンの中で若木を育て、1.5m以上に育ってから、エントランスゾーンに植えたものが、今ご覧になっている開花中の木です。ただし、シカ対策として幹の周りは金網で覆っています。こうしておかないと、冬の餌のない時期に、シカが幹の皮をはいで食べてしまうからです。

2026.05.16_ガーデンエントランスのニセアカシア_P1510582_s.jpg 5月16日撮影 ガーデンエントランスのニセアカシア

アリウムマウントエベレストが咲き始めました。アリウムの中でも花色が白、雪玉を連想させる球場の花の形をしています。最もネギボウズに近い花の色とも言えますね。

2026.05.19_アリウムマウントエベレスト_P1510681_s.jpg 5月19日撮影 アリウムマウントエベレスト

2026.05.16_シレネファイヤーフライ_P1510554_s.jpg 5月16日撮影 シレネファイヤーフライ

2026.05.16_ナニワイバラ_P1510539_s.jpg 5月16日撮影 ナニワイバラ

2026.05.17_デルフィニウム_P1510599_s.jpg 5月17日撮影 デルフィニウム

 

51921日、アメリカフジはその名の通りアメリカ原産のフジです。日本のフジのようにそれほどツルは伸びません。花は下に長く垂れることもありません。ずんぐりむっくりな花ですが、なぜか愛嬌があり、とても魅力的です。

2026.05.23_アメリカフジ_P1520041_s.jpg  5月23日撮影 アメリカフジ

タニウツギは、谷などに多く自生していることから、そう名づけられました。ガーデンでは、山のエリアに2株のタニウツギが育っています。いずれも鳥が運んだ種から芽を出したものです。薄桃色の花は、とてもきれいですね。

2026.05.21_タニウツギ_P1510735_s.jpg 5月21日撮影 タニウツギ 

 

52324日、レースのような白い花をつけるオルレアとよく似た雑草をご存知ですか。その名をヤブジラミといいます。すごい名前ですね。花は全く似ていませんが、葉っぱがよく似ています。芽吹きが始まった早春は、見分けがつかない状態でしたが、よくよく観察すると、オルレアの葉は丸みを帯びているのに対し、ヤブジラミの葉は先がとがっています。この違いで見分けがつきます。ヤブジラミの種にはとげがあり、いわゆるヒッツキムシですので、服などについてあっちこっちに増えてゆきます。注意が必要です。種が熟す前に抜いてしまうのが重要です。一方、オルレアもこぼれ種でよく繁殖します。たくさん繁殖させたくない場合は、早めに除去したほうがよいでしょう。

2026.05.24_オルレア_P1520064_s.jpg 5月24日撮影 オルレア

2026.05.23_オルレアの葉_P1510785_s.jpg 5月23日撮影 オルレアの葉

2026.05.23_ヤブジラミの葉_P1510789_s.jpg 5月23日撮影 ヤブジラミの葉

2026.05.23_オルレアとヤブジラミ_P1510807_s.jpg 5月23日撮影 オルレア(左)とヤブジラミ(右)

2026.05.23_ヤブジラミの花と種_P1510805_s.jpg 5月23日撮影 ヤブジラミの花と種

ガーデンでは、バラ、アリウムギガンチウムが咲き始めました。

2026.05.23_バラクィーンエリザベス_P1520003_s.jpg 5月23日撮影 バラクィーンエリザベス

2026.05.23_バラサイラスマーナー_P1520053_s.jpg 5月23日撮影 バラサイラスマーナー

2026.05.23_ニオイツツジ_P1520021_s.jpg 5月23日撮影 ニオイツツジ

2026.05.23_ムラサキセンダイハギ_P1520051_s.jpg 5月23日撮影 ムラサキセンダイハギ

2026.05.23_ガマズミ_P1520056_s.jpg 5月23日撮影 ガマズミ

 

52628日、アリウムギガンチウムは、球状の花序の大きさが15cm近くにもなり、紫色のボールはガーデンでひときわ存在感を示します。多肥を好み、また、水分を多く必要とします。球根は夏の暑さと湿気に弱いので、花が終わるとすぐに掘り起こします。

2026.05.26_アリウムギガンチウム_P1520114_s.jpg 5月26日撮影 アリウムギガンチウム

2026.05.28_アリウムギガンチウム_P1520151_s.jpg 5月28日撮影 アリウムギガンチウム

2026.05.26_バーバスカム_P1520119_s.jpg 5月26日撮影 バーバスカム

2026.05.26_カルミア_P1520085_s.jpg 5月26日撮影 カルミア

2026.05.26_ツルバラバレリーナ_P1520096_s.jpg 5月26日撮影 ツルバラバレリーナ

2026.05.26_ハニーサックル_P1520143_s.jpg 5月26日撮影 ハニーサックル

2026.05.26_ハマナス_P1520088_s.jpg 5月26日撮影 ハマナス

ニッコウキスゲは、キスゲの仲間の中では最も大きく、高さは80cmぐらいに花茎が伸びます。花は朝開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花です。

2026.05.26_ニッコウキスゲ_P1520149_s.jpg 5月26日撮影 ニッコウキスゲ

 

53031日、カンパニュラメディウムは、長さ57cmの釣り鐘型の花が、花茎が立ち上がって咲く様は、とても魅力的です。ただし、この花は雨にたたられるとすぐにダメになってしまいます。台風が近づいてきていますので、少し心配です。

2026.05.26_カンパニュラメディウム_P1520123_s.jpg 5月26日撮影 カンパニュラメディウム

アンチューサアズレア、今年初めて咲きました。鮮やかなブルーの小さな花が、たくさん咲きます。花茎は枝分かれし、背丈が高く伸びますので、株は結構大きくなります。大きくなった株が、花後夏越しできるのかは、まだ未確認です。

2026.05.23_アンチューサアズレア_P1520010_s.jpg 5月23日撮影 アンチューサアズレア

ハナウドは、日当たりのよい湿地を好む多年草です。ウドの仲間ですが、葉より白い花が目立つため、ハナウドと呼ばれるようです。背丈は高く、1.5mにも伸びてきます。

2026.05.30_ハナウド_P1520187_s.jpg 5月30日撮影 ハナウド

2026.05.31_ベニウツギ_P1520215_s.jpg 5月31日撮影 ベニウツギ

2026.05.31_ツルバラサンセットグロー_P1520228_s.jpg 5月31日撮影 ツルバラサンセットグロー

2026.05.31_キョウガノコ_P1520220_s.jpg 5月31日撮影 キョウガノコ

2026.05.30_オルレアと借景_P1520167_s.jpg 5月30日撮影 オルレアと借景

 

本日6212時の気温は21.7、天気は雨。台風の影響で雨はもっとひどくなりますので、今日はすぐに帰宅します。

ではまた。

ブナの森ガーデンにて

小田木 一富