ガーデン便り

2026-03-01 12:39:00

2026年3月1日 2月のガーデン便り 「とにかくがんばるしかない」

2月のガーデン便りです。 

本日は31日。早くも2026年が2か月たちました。なんという時間の速さ、やるべきことをひとつひとつこなしているのですが、分身の術でも使えれば、と思う日々を過ごしています。 

2026.02.03_雪のガーデン_P1420477_s.jpg  2月3日撮影 雪のガーデン 

さて、銀行への融資申請に至るプロセスがどうなったのか、みなさん、気になっていることと思います。227日に、日本政策金融公庫の窓口に必要書類(金融公庫フォームの創業計画書、5年分の事業計画を含む自分独自の創業計画書、建物第二期工事見積書、関連資料、等々)一式をアップロードしました。合わせて、京都信用金庫のホットラインへ連絡を行いました。

これで、とにかく、融資申請の第一歩をやっと踏み出すことができました。あとは、銀行からの連絡待ちで、次の段階に入っていきます。融資がOKとなるかどうかわかるのは、3月下旬となります。融資がおりれば、工事をスタートさせますので、結局、ガーデンオープンの見通しは、早くても6月下旬になるかと思います。

当初予定していたオープンの日程からは2か月半遅れることになりますが、これも私の不徳の致すところ、致し方ありません。神様がそのように差し向けたものと思っていますので、初年度から、なかなか厳しい船出となるということですね。

 

2月の経過を振り返ってみます。まず、工事をやっていただける業者さんですが、集まった顔ぶれを見ますと、主力は70歳以上の超ベテラン職人おじい軍団ですね。そういう私も67歳ですので、おじい軍団に片足を突っ込んでいますが。

美山の大工さんのSさんを筆頭に、相棒となる水回り工事のHさん、コンクリート打ちはガーデンのすぐそばにお住まいの左官のYさん、建具工事は同じく美山のIさん、電気工事は太秦のOさん(この人は40歳後半ぐらいでしょうか)、建物の外構工事と駐車場工事を依頼したのは地元京北の土木業Kさん、めちゃめちゃ元気です。他、クロス工事はINさん、塗装工事はNKさん、足場工事はNGさん、すべて、私の書いた図面をもとに、現場をしっかり確認いただき見積もりを提出してもらいました。

すべての見積もりがそろったのは219日、これを集計したところ、1月に担当を辞退したM工務店の見積もりより1千万円以上下がりました。これで、銀行から借りる金額が大幅減となり、開業資金計画を見直し、事業計画を修正して、金融公庫へ提出する書類をまとめていきました。

 

ただ、45月が稼働無しとなってしまいますので、収入が減り赤字が増えます。さらに言えば、6月のオープンがいつになるかで、後ろになればなるほどさらに赤字が増加します。開業準備のため人員は5月にはそろえるつもりですので、固定費はかかります。それでも、準備作業を社員となる方々に進行していただかなければなりません。私一人ではどうにもなりません。

けれども、逆に考えれば、ガーデンをオープンさせるためのプロセスを社員と共有し、全員が目標を一つにして汗を流すことができる、絶好の機会なのです。このような機会は、もう二度とありません。会社を立ち上げ、ガーデンを整備し、カフェを準備する、何と素晴らしい仕事でしょう。当ガーデンの社員になりたいと思っているみなさん、先に言っておきますが、オープン前の準備作業は大変ですよ。

高市総理ではありませんが、働いて働いて働いて働いて働く。何しろガーデンに来るお客様を受け入れる準備をしなければならないのですから。今まで、私一人で作業をしていた草だらけのガーデンを、お客様に見ていただけるレベルにまで一気に引き上げなければならないのですから。全く何もなかった建物内で、カフェを営業できるようにしなければならないのですから。会社としての基本的な機能の整備も必要です。覚悟して自分の役割を果たしてください。

以上のお話は、銀行融資がスムーズにおりた場合の話ですので、もし融資がだめだった場合は、ごめんなさい。期待させてしまって申し訳ありません、ということになります。

銀行融資はまだどうなるかはわかりませんが、私は、今はとにかくがんばるしかありません。一歩一歩着実に進めていこうと思います。ガーデンで働きたいと思っているみなさん、もう少し、お待ちください。 

 

さて、2月前半は、雪がよく降りました。そして、雪とともにガーデンに侵入してきた厄介者がいました。シカです。28日の大雪以降で、シカ1頭がガーデン内に侵入しました。私がシカ侵入に気が付いたのは212()、ただし、その時はガーデン周囲に張り巡らしてある防獣フェンスと防獣ネットをしっかりと確認できていませんでした。まだ、雪が残っていたので、宿根草などの植栽は雪に埋もれており、被害はなかったからです。

2026.02.14_シカの足跡_P1460381_s.jpg  2月14日撮影 ガーデン内のシカの足跡

被害に気が付いたのは22()、ニッコウキスゲの冬芽が食われていることに初めて気が付きました。あたりを見渡すと、菜の花の株の上部が、すべて食いつくされていました。やられた、と思いました。

2026.02.24_シカに食われた菜の花_P1470541_s.jpg  2月24日撮影 シカに食われた菜の花

ただちに、フェンス周囲をくまなくチェックしていきました。そして、侵入路が判明しました。ミズバショウの北側奥の隣家との境界に設置していた防獣ネットが雪の重みで倒れていました。シカはそれを見つけて、まんまとガーデンに侵入し、ミズバショウのそばを抜けて、ニッコウキスゲと菜の花のところにやってきたのです。ミズバショウの奥には、シカの足跡がしっかり残っていました。幸い、ミズバショウが食われることはありませんでした。

2026.02.14_ミズバショウの冬芽_P1460544_s.jpg 2月14日撮影 ミズバショウの冬芽

私は、ただちに倒れていた二本の鉄アングルをロープで引き上げて固定し、防獣ネットを元の状態に戻しました。その後、シカの侵入はありません。やはり、大雪の後は、こういうことがありますので、防獣ネットの点検は重要ですね。大きな反省点です。今日現在、ニッコウキスゲは再び芽を伸ばし始めました。菜の花も同様に芽が伸びてきています。

 

では、2月のガーデンの開花状況です。2月に開花している花はロウバイ、ネコヤナギと、下旬に開花したリュウキンカだけです。

すでに、インスタグラムで動画をいくつかアップしておりますので、まだご覧になっていない方は、ぜひ、そちらも見てください。以下の花の説明文は、インスタグラムの文面を再構成していますので、重複する分はご容赦ください。 

 

23日節分の日は、朝、雪が降っていました。ガーデンの積雪は10cm、樹木には雪がまるで花のように降り積もっていました。雪がやみ気温が2を超えてくると、このような状況はすぐに変化してしまいます。木の枝の雪は溶けてなくなり、地面に積もった雪だけになってしまうのです。朝だけの特別なガーデンの姿を、インスタグラムでmusicの「雪の華」をバックにまとめていますので、ぜひご覧ください。

2026.02.03_雪の中のロウバイ_P1420451_s.jpg 2月3日撮影 雪の中のロウバイ

27,8日、雪がとけるのを待って、昨年掘り起こしておいたチューリップの球根の植え付けを行いました。本当は12月にやりたかったのですが、ずいぶん遅れてしまいました。まだ、他にも買ってきた球根がたくさんあります。どんどん植えようと思った矢先、8日京都市はJPCZの影響で大雪、私の自宅で10cmの積雪、ガーデンはというと40cmの積雪です。おかげで、今シーズンもガーデンで雪だるまをつくることができました。

2026.02.05_チューリップ植え付け_P1420977_s.jpg 2月5日撮影 チューリップ球根の植え付け

2026.02.08_大雪のガーデン_P1430540_s.jpg 2月8日撮影 大雪のガーデン

2026.02.08_大雪のガーデンエントランス_P1430535_s.jpg 2月8日撮影 大雪のガーデンエントランス

2026.02.08_大雪の中、ゆきだるまをつくる_P1430698雪ダルマ_s.jpg 2月8日撮影 大雪の中、雪だるまをつくる

2026.02.08_大雪の中、雪だるま_P1430773_s.jpg 2月8日撮影 大雪の中、雪だるま君は元気

8日の大雪の時につくった雪だるまは2日たった10日には壊れていましたので、もう一度つくりなおしました。この日の残雪は30cmありましたので、まだ、雪だるまの補修は十分できます。雪だるま君の寿命は1日だけです。それでも、今年もガーデンに登場してくれましたので、とてもありがたいです。感謝の意味で、インスタグラムの動画に記録しました。

2026.02.10_再び雪だるまをつくる_P1440606_s.jpg 2月10日撮影 再び雪だるまをつくる

2026.02.10_雪だるまとガーデン_P1450114_s.jpg 2月10日撮影 雪だるまとガーデン

2026.02.10_雪だるま君と_P1450177_s.jpg 2月10日撮影 雪だるま君と筆者

214,15日、この土日は気温が上がり、特に15日は、ガーデンの最高気温が12.4に達して、一気に雪解けが進みました。もう雪は降りそうもない状況です。

2026.02.14_雪解け_P1460385_s.jpg 2月14日撮影 山のエリアから見たガーデンの雪解け

2026.02.14_雪解け_P1460392_s.jpg 2月14日撮影 ガーデンの雪解け

2026.02.14_雪解け_P1460787_s.jpg 2月14日撮影 午後のガーデンの雪解け状態

ロウバイのつぼみを食べるジョウビタキを発見しました。このままではロウバイが咲く前に全部食べられてしまうのではないかとひやひやしていましたが、あまりおいしくなかったと見えて、それ以上は食べませんでした。

2026.02.05_ジョウビタキ メス_P1420489ジョウビタキ_s.jpg 2月5日撮影 ジョウビタキ メス

2026.02.07_ジョウビタキ オス_P1430521_s.jpg 2月7日撮影 ジョウビタキ オス

2026.02.07_ジョウビタキ メス_s.jpg 2月7日撮影 ジョウビタキ メス

2026.02.17_ジョウビタキ メス_P1470273_s.jpg 2月17日撮影 ジョウビタキ メス

217日、ホオジロがこのところ澄んだ声でさえずり始めました。昔の人は「いっぴつけいじょうつかまつりそうろう」と聞き取ったとか。春は近いよ、と鳴いているようです。ネコヤナギがモフモフの花穂を膨らませ始めました。ロウバイはよい香りを放って、ロウ細工のような花を開花させています。

2026.02.17_ホオジロさえずる_P1470430_s.jpg 2月17日撮影 ホオジロさえずる

2026.02.17_ホオジロ飛ぶ_P1470432_s.jpg 2月17日撮影 ホオジロ飛び立つ

2026.02.24_ホウジロ_P1470598_s.jpg 2月24日撮影 ホウジロ

2026.02.24_ホオジロ_P1470559_s.jpg 2月24日撮影 ホオジロ

2026.02.17_ロウバイ_P1470422_s.jpg 2月17日撮影 ロウバイ

2026.02.17_ロウバイ_P1470427_s.jpg 2月17日撮影 ロウバイ

2026.02.19_ネコヤナギ_P1470469_s.jpg 2月19日撮影 ネコヤナギ

21日に20261月~2月の撮影動画を、2026 Winterとしてまとめたものをインスタグラムにアップしました。バックに使用した楽曲は、スーパー登山部の「いつかはね」です。

2026.02.21_2026 Winter.jpg

スーパー登山部を初めて知ったのは、NHKのラジオ番組「山カフェ」にグループが出演された時、ちょうど車を運転しながらラジオを聞きつつガーデンに向かっている途中でした。重さ30kg以上の楽器をメンバーそれぞれが背負って白馬山荘まで登山し、そこでライブを行うという、すごい連中です。彼らが作曲し自ら歌う楽曲の素晴らしいこと。一回聞いただけでファンになってしまいました。

「いつかはね」は冬向けの楽曲です。Winter Songとして、最高峰の楽曲だと私は思います。楽曲のイメージに負けないように、映像を編集しました。まだみていない方はぜひご覧ください。さらにこのショート動画を最後まで見ていただいたみなさん、ぜひ、YouTubeでスーパー登山部のオフィシャル動画「いつかはね」を見てください。立山ロケのMusic Videoはまさに素晴らしいの一言につきます。

2026.02.07_シジュウカラ_P1430515_s.jpg 2月7日撮影 シジュウカラ 

2026.02.19_雪がなくなったガーデン_P1470463_s.jpg 2月19日撮影 雪がなくなったガーデン

2026.02.21_雪がなくなったガーデン_P1470497_s.jpg 2月21日撮影 雪がなくなったガーデン

2026.02.21_メジロ_P1470495_s.jpg 2月21日撮影 メジロ

224,26日、リュウキンカが咲き始めました。春を告げる黄色の花です。湿地を好むキンポウゲ科の多年草で、草丈は15cmほど。花はお日様の光を浴びて開き、日が落ちる頃には閉じてしまいます。

2026.02.24_リュウキンカ_P1470571_s.jpg 2月24日撮影 リュウキンカ

ホオジロの澄んだ声が、ガーデンに響きます。

26日、ヤマガラを初めて撮影できました。ニィーニィーニィーニィーと鳴く鳥です。  

2026.02.26_ヤマガラ_P1470604_s.jpg 2月26日撮影 ヤマガラ 

 

雪解け後、球根の植え付けはかなり進めることができましたが、まだ少し残っています。

本日12時の気温は9.5、天気は晴れ。

午後は、ユリ球根の植え付けを行います。 

 

ではまた。

ブナの森ガーデンにて

小田木 一富