ガーデン便り
2026年1月1日 12月のガーデン便り 「ガーデンオープンへの道のり」
みなさま、明けましておめでとうございます。
12月のガーデン便りです。
本日は1月1日。2026年がスタートしました。12月28日に父の49日の法要と納骨がありましたので、年末は早めに仕事納めとし、浜松におります。
2025年12月は、京北でまだ積雪が連日続くということはありませんでしたが、気温は徐々に下がっています。朝、ガーデンに来ると、きれいに霜が降りているときがありました。
さて、まず、ガーデンオープンまでの準備の進捗状況をお話ししたいと思います。建物内装レイアウトの図面を自分で設計作成し、工務店に見積依頼していますが、当初予定していた金額の2.5倍と言われ、これは困った、という状態に陥りました。このままでは、銀行への融資依頼金額が大幅アップし、多分、融資がおりないだろうと推定されます。そこで、まず、金額の大きな問題から対応を考えようと、12月はバタバタしておりました。
一番大きい課題、それはここ京北独特の立地条件にまつわる課題です。過疎地域であるここの土地には下水がありません。近い将来下水道が整備されるという京都市の計画もありません。財政が切迫している京都市には、田舎を市街地と同様に整備する予算は全くないというのが実状です。したがって自前で浄化槽を整備するしか、対応策はないのです。
第一期工事では家庭用5人槽の浄化槽を設置し、とりあえず水洗トイレが使えるようになりました。しかし、建物の内装工事図面では、お客様用トイレを複数増設しています。さらに、カフェ厨房設備からの排水の処理も追加されるため、5人槽ではとても処理能力が追いつかないと言われ、工務店が提出した見積もりでは大型浄化槽(60人槽)のへの入れ替え工事だけでなんとびっくり、1000万円から2000万円の費用を提示されました。
これには驚きました。このままではどうにもならないので何とかせねばならないと考えた末、別途、前回工事で実績のある水道工事業のHさんに来てもらって相談し、適切な浄化槽の大きさをいっしょになって算出したところ、40人槽で何とかなることが明らかになり、その工事費用を見積もりしてもらっています。見積は1月初旬には出てきますので、それを待って、銀行への融資金額を決めて、銀行と相談しようと思っています。
私のガーデンからほんの少し西側に行くと、南丹市となります。こちらは、地域ごとに下水処理施設が完備しており、浄化槽設置の必要はありません。わずか数百メートルの違いで、こうも出費がかさむとは、私は、思ってもみませんでした。ただ、京都というブランドは、大変大きいものがあります。南丹市のガーデンです、というのと、京都市のガーデンです、というのとでは、大きな差が出ます。
私は、この京都市右京区京北田貫町の土地に、ガーデンとしてのポテンシャルを感じ、この土地でガーデンをオープンさせて、ガーデンに集う若い人たちと一緒にガーデンを大きくしていこうと決意したのです。これを実現するためには、様々な困難が待ち受けています。これを乗り越えない限りガーデンオープンを実現することはできないのです。
その他の重要な課題として、建物の南側の駐車場用地となる土地の残り2区画の買い取りを早急に進めるため、不動産屋スークの吉村さんに売買の進行をお願いしました。また、駐車場を整備する工事を行う必要があり、こちらも、自分で駐車場レイアウト図面を設計作成し、これまで井戸工事をお願いした実績のある地元京北の土木業のKさんに現場を見てもらい、こちらは年末に見積もりが出てきて、こちらの意図する金額であることが判明しました。
1月は銀行への融資相談で忙しくなりそうです。私の使命は、何としてもここ京北の土地でガーデンをオープンさせることです。それは同時に若い人たちの働く場所を提供することにもつながります。ガーデンができるのなら、そこで働きたいと思っている方々、もう少しお待ちください。4月オープンは少々無理と思いますが、私は必ずガーデンのオープンにこぎつけます。カフェについては必須の条件と認識していますが、費用を抑えるためには、段階を経て実現することになるやもしれません。とにかく融資が降りるかどうか次第となります。銀行融資が決まり次第、人材の募集を開始いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、12月は、また動物による事件が発生しました。今度はシカではなく、犯人はノウサギです。ノウサギがまたもやガーデンに侵入し、バラとブナの苗を食っていったのです。
12月2日(火)、朝、ガーデンに来て、いつものようにあっちこっちを見て回っていました。バラのところに来て、あれっと気が付きました。高さが40cm以上あったはずであるバラ バーガンディアイスバーグの枝が、なくなっていました。よく見ると、根元の方の茎が、スパッと切ったような切り口で残っていました。また、ノウサギがやったな、とすぐにわかりましたが、ノウサギの痕跡がどこかにあるはずです。奥の草むらを探していると、ありました。ノウサギのフンです。
その後12月7日(日)、再び、バラがやられているのを発見しました。今度は、サイラスマーナーが食われました。まだ、花が残っている枝が根元で食われ、花は茎ごとそのまま倒れて残っていました。
一体、ノウサギはどこから入ってくるのか、ガーデン北側のフェンスの状態は、十分点検できていませんでしたので、ササを刈りながら点検しましたが、これか、という箇所は発見できません。怪しい部分はありましたが、侵入しているのであれば、何か痕跡があるはずですがありません。どうもここではないな、というのが結論です。
ノウサギの侵入経路はいまだにわかりません。その間、3株のばらが被害を受け、ブナの苗1本も食われました。今度雪が積もった時に、また、ノウサギが侵入すれば、足跡が残りますので、その時を待つしかないかなと思っています。ノウサギが元気にこの土地で生きていること自体は、大変うれしく思っています。けれど、こちらが植えた苗はあまり食べてほしくないのですが。ノウサギ君、ちゃんとわかってくださいよ。
では、12月のガーデンの開花状況です。12月に新たに開花した花はありません。11月から咲いている花の続報となりますので、花数はわずかです。木々の葉が落ちて、小鳥の撮影には適してきましたので、ガーデンを訪れる小鳥を紹介します。
すでに、インスタグラムで動画をいくつかアップしておりますので、まだご覧になっていない方は、ぜひ、そちらも見てください。以下の説明文は、インスタグラムの文面を再構成していますので、重複する分はご容赦ください。
冒頭の小鳥はエナガです。小さな群れで木から木へと素早く移動する姿が見られるのですが、すばしっこくってなかなか動画撮影ができませんでした、ところが、2日のもう日暮れ時、偶然に梅の木にとまっているエナガの群れを撮影できました。ジュリリ、ジュリリと鳴くエナガ、羽毛をふっくらと膨らましたまんまるの姿は、とてもキュートですね。
18日には、エナガの動画がたくさん撮れましたので、題して、「僕、エナガくん」としてインスタグラムにアップしました。群れで飛んできて、せわしく動き回るので、カメラを追随させるだけで精一杯でしたが、なかなかかわいらしい動画が撮れましたので、ご覧になっていない方は、ぜひインスタグラムを見てください。
エナガは、群れで時折ガーデンにやってくるのですが、あいかわらず、すばしこく動き回り、忙しい、忙しい、と言っているようです。北海道ではシマエナガが大人気ですが、本州のエナガも捨てたものではありません。ぜひ、ガーデンで商品化したいですね。
12月4日は京北も初雪が降り、いよいよ、本格的な雪のシーズンの到来です。初雪と霜のため、ほとんどの花は終了しました。わずかに残る花はサザンカとバラ、これも寒さがひどくなれば、ダメになってしまいます。
澄んだ声でヒッヒッと鳴くジョウビタキ、11月から春先までガーデンでよく見られる冬鳥です。オスは胸が赤茶色、メスは全体的に地味なウグイス色がかった灰色、基本的には単独で暮らしているようです。
ジョウビタキのメスが羽毛を膨らませてまんまるになっていました。
木の実は、葉っぱが落ちてかなり目立ってきました。ガマズミ、ニシキギ、グミ、サンシュユ、ナンテンなどの実が、目につくようになりました。いずれ、鳥に全部食べられてしまいます。
写真の小鳥はシジュウカラです。まだガーデンには、ナンキンハゼやグミなどの木の実が残っていますので、彼らはそれを好んで食べに来ます。
その他、カワラナデシコ、コレオプシス、ノコンギク、ブッドレア、帝王貝細工、などが11月からのなごりで開花していました。
ネコヤナギの芽が少し膨らんできました。
さて、積雪がひどくなる前にやらなければならないこと(苗と球根の植え付け、等々)が山盛り残っています。ざっとみても1月いっぱいまでかかるでしょうね。
ではまた。
浜松にて
小田木 一富




































